やってみたいがここにある

やってみたいこと、行ってみたいところ、してみたいことを紹介するという設定の雑記ブログ。略称は「やってここ」

パチスロで生活できるくらい稼いでいたけど引退した話

【スポンサーリンク】

やあみんな、ふーかだよ

みんなはギャンブルとかやるかな? 僕はようやくパチスロを引退できた。

大半の人がギャンブルを辞められないのはその射幸性によるものだと思う。

 

強烈な勝ちの記憶。

1000円が10万円になるかもしれないという期待感。

負けた分を取り返さなければという気持ち。

 

こういった感情がギャンブルをやめられなくしてしまう。これは自分の意志ではどうしようもなく、医師による治療すら必要である。

ただ、僕が辞められなかった理由はギャンブルの射幸性のせいじゃない。もちろんまったくなかったわけじゃないけれど。

 

勝っていたから、やめれられなかったのだ。

 

パチスロとの出会い

 

f:id:hu_kaa:20170105233829j:plain

 

これはこの記事で書いている通り。

 

yattekoko.hatenablog.com

 

1行で説明すると2日で8万勝って、3日目で12万負けた。

そんな出会いをした僕だけど友人たちはみんなパチンカス。やめられるはずもなく気づけばパチスロの虜になっていた。

僕は基本的に負けず嫌いのため熱くなった。でもパチスロなんて運のゲーム。麻雀やテレビゲームと違って勝ち方なんてあるわけない。

 

パチスロに必勝法など存在しないのだ。

 

パチスロの稼ぎ方

 

と思ったら必勝法、あった。ググったらフツーにあった。びっくり

 

パチスロを知らない人のために簡単に説明するとパチスロには天井というものがある。

簡単に言うと「○回転まで回せば当たりますよーしかもたくさん出るかもしれない上乗せゾーンもついてきますよー」というものだ。

○回転はパチスロ台によって違って999回転のものもあれば1600回転のものもある。もちろん天井が遠いものほど天井に到達したときの恩恵は大きくなる。

それなら話は簡単で天井の回転数近くまで回っている台だけ打てばいいのだ。

ご丁寧に何回転から打ったとき何円程度返ってくるかの期待値までネットに書いてある。

言われた通りに打ってるだけで勝率はガンガン上がった。

 

ほかにも当たりやすい回転数があるのでそこだけを狙うゾーン狙いという方法や、その他ありとあらゆる方法で勝つために立ちまわった。

興味があるなら「パチスロ 期待値」なんかのワードで検索すると死ぬほど出てくるので探してみるといいと思う。

ただし後述するけど今はもうパチスロで稼ぐのは厳しいから実際に試してみるのはやめた方がいいと思う。

 

実際の立ち回り

 

f:id:hu_kaa:20170105235156j:plain

 

上記の方法を知ってからというもの台ごとの狙い目ゲーム数をすべて暗記し近場のパチンコ屋をぐるぐる徘徊する生活が始まった。

もちろん同じことをやっている人もいるので、期待値のある台はライバルとの取り合いだし、勝てる台がなければ数時間パチ屋の休憩室にいて結局一度も打たずに帰るなんてこともあった。

社会人になってからも仕事が終わればパチ屋に直行して3時間ほど打つ、土日は10時間以上パチ屋に滞在して、土日平日問わず、閉店5分前にパチ屋に行き、次の日のために全台の回転数をメモしに行く。

近所にパチンコ屋がある家を選んで住んでいたので打つ台がなくなれば一時帰宅して1時間もしないでまたパチンコ屋に行き台を探す。

 

いわゆるハイエナというやつだ。

 

控えめに言ってもクズだと思う。なにせ他の人にお金をつっこんでもらった台のいいところだけをいただくわけだ。世が世なら刺されてる。

そのうえ打つ台がなければ暇を持て余しているだけなので時間効率も悪い。調子が悪いときなんて数時間待って、ようやく拾った台で負けるなんてことすらある。

時給換算したらバイトと変わらないくらいだった月もあった。


けどね。これ、稼げたんだ。

具体的な勝ち額は諸事情で言えないんだけどパチスロだけど生活できる程度には稼いでた。

おかげで本業の会社員の給料が薄給でも貯金もできたし好きなようにお金を使えてた。

 

今はそうやって勝つのは難しいと思うけれどもし今からパチスロで稼ぎたい! っていう人はまず収支表をつけよう。

自分がいくら勝っていていくら負けているのか10円単位までメモして記録する。収支表はストアで探せばアプリがあるからそれを使おう。

できるなら何時間パチ屋にいたのかも記録する。

自分の投資した金額と時間、回収できた金額をしっかり管理することでパチスロで稼ぐのがいかに採算が合わないことかを理解できるはずだ。

これは自分が依存症の自覚がある人にもおススメ。負け額をしっかり管理するとギャンブルが馬鹿らしくなる

実際、友達はそれでパチンコをやめることができた 。

 

業界の規制強化とライバルの増加

そんな僕のパチスロ生活に暗雲が立ち込めた。

それが、パチンコ・パチスロ業界の規制強化である。

僕がパチスロに出会うより前にも何度かあったというお上からの規制強化のお達し。

具体的には天井機能の廃止および弱体化。

これにより今まで僕がしていた天井狙いができない台が増え始めた。

さらに今後は最大出玉の抑制、出玉スピードの抑制、全国的な等価交換の禁止など2016年から2017年にかけてパチスロは打ち手に不利な条件がどんどん増えていった。

ブログに例えると改行使用不可くらいきつい縛りだ。要はやってられない。

 

さらにスマホの普及に伴い打ち手の知識レベルが上がった。

これにより天井に近いゲーム数で捨てる養分人が減り、逆に天井に近い台が空けばすぐに取られる。

まさに世は戦国時代。パチスロッター全員プロ化が起こったのである。

 

2016年を持って稼ぐためのパチスロを引退

f:id:hu_kaa:20170106072751j:plain

 

というわけで僕は2016年を持って稼ぐためのパチスロを辞めました。

パチスロを始めた大学4年の頃から3年半、まさかここまで稼げなくなるとは思っていなかったなあ。

もはやパチンコ屋にいる人は全員ライバルという過酷な状況、煙草の煙が蔓延し、座りっぱなしで腰は痛む、さらには勝つのも難しいという今の業界状況。

本気で稼ごうと思えば今でも稼げると思うけれど僕はもう鉄火場にいることに疲れてしまったので辞めようと思う。

といっても友達に誘われれば遊びには行くし、好きな版権の台が出たら軽く遊んだりもする。

けれど稼ぐためのパチスロは辞める。

そんな時間があるなら今はブログを書いていたい。

 

まとめ

というわけで僕がパチスロで稼いでいたけど引退した話でした。

正直パチスロの収入がなくなったのはかなり痛手なのでブログで補いたいところ・・・

ちなみに僕はパチスロで得た収入で他にも副業に手を出していたりする。

いずれそちらも紹介したいと思うのでよろしくね!

 

P.S.
一番好きな台は「まじかるすいーとプリズム・ナナエース」です。ゲロ甘かわいい。

 

関連記事

パチスロとの出会い

パチスロと僕~その1~ - やってみたいがここにある

実は何度も辞めたくなってました

僕がパチスロを辞めようと思う瞬間ベスト5 - やってみたいがここにある

パチスロを辞めたいなら趣味を持とう

パチンコやパチスロの代わりになるおすすめの趣味を紹介するよ!